月経が止まる、あるいは不順になる原因には、下垂体に腫瘍がある場合と、胃腸薬や精神安定剤などプロラクチンの分泌を高める作用のある薬を飲んでいるための一種の副作用である場合が考えられます。彼女の場合は、ミクロサイズの腫瘍が見つかり、薬の服用によって治療しました。大きさによっては、手術が必要ですが、その場合は、前歯の歯ぐきの上部から腫瘍を切除する手術方法がとられ、すぐに元気を回復します。また、薬が原因の場合は、その薬をやめれば元に戻ります。逆に考えれば、月経があるか、ないかに注意することによって、脳の腫瘍を早期に見つけることもできるわけです。高プロラクチン血症によるものも、薬の副作用によるものも、ケースとしては少ないものです。