NBメーカーも今後の業績拡大にはSCやFBへの販路拡大、ブランド開発が欠かせないとみて、力を注ぐところが増えてきた。NBメーカーで最も先行しているのはオンワード樫山である。主力の百貨店に向けたブランド開発にも積極的だが、二〇〇〇年頃からSCやFB、駅ビルヘの進出も開始、「エニイスィス」「ローズブリット」など新流通専用のブランドを相次いで開発している。新流通の売上げは拡大し続けており、○六年度決算では、全販路に占める構成比は約一五%となり、百貨店に次ぐ販路となっている。○五年からは新しい事業モデルを確立するため、若者に人気の新興SPA企業との協業に乗り出し、複数の共同出資会社を設立、FBなどでの直営店出店を加速させている。○五年以降に開発した新流通向け三ブランドで近い将来小売ベース100億円が目標である。