深層首都圏や京阪神を中心に私立中学ブーム

2010-12-06

中学受験の心理と論理学歴病の深層首都圏や京阪神を中心に私立中学ブームが続いている。小学生の数は昭和六十一年卒業組をピークに減少しつつあるにもかかわらずである。都心部の小学校など、場所によっては一クラスのうち七、八割が受験している。では、なぜかくも私立中学入試はブームなのか。「ゆとり受験」を考える上で、その理由を分析することは重要である。そこには、言うまでもなく日本の教育問題の根源のひとつである学歴病の問題が潜んでいる。さて、まず親の側の動機をもう少し整理してみよう。私の見るところ、中学受験に限らず、高校、大学受験に至るすべての受験は次の三つの動機から構成されている。それは、能力開発動機、功利主義的動機、そしてブランド的動機の三つである。