景観の諸相が一変

2012-01-14

鏡ヶ池というところで小休止。野営装備のモーターサイクルツーリスト2人組と話を交わせば、宮城県の登米から来たという由。以前に通ったことのある街だ。互いに走ってきたルートの情報を交換する。シャッターを押し合い、名前も聞かなかったが、さわやかな連中だった。それで気がついたのだけれど、この旅の最中、サイクルツーリストはほとんど見かけていない。それなりに国道も通っているのだが、佐久かどこかでMTBでツーリングの若者と1度すれ違ったのみだ。

[注目サイト]
岩室温泉の温泉・露天風呂のある宿・ホテル - じゃらん温泉ガイド
http://www.jalan.net/onsen/OSN_50199.html

湯宿 嵯峨沢館 - じゃらんnet
http://www.jalan.net/yad354257/

伊那・駒ヶ根・飯田・昼神周辺のホテル - じゃらんnet
http://www.jalan.net/hotel/160000/LRG_162600/

入広瀬村の大白川駅を過ぎた辺りから、上りがきつくなり、道幅も狭くなる。スノーシェードも多い。峠を越えて、しかもかなり下らなければ、食堂のありそうな街もない。半ばわかっていたとはいえ、またしても昼食のお預けになりそうだ。そのうちに少し雲も出てきて、山岳気象っぽくなってきた。すでに昼下がりでもあるし、雷でも来たらかなわぬので、黙々と上る。高度を上げるためのヘアピンが連続し、地図でかなり峠まで近づいてきたことがわかる。ところどころ道路工事があったが、かえって人の姿を見てほっとしたくらいである。車の数はまったく少ない。山肌は一種異様な迫力を帯び、どこか荒涼とした凄みがある。地図を見たら「鬼が面山」とあって、納得する。腹も減り、十日町で土産にいただいた薄荷糖が最後の食料だった。ややあって、「六十里越トンネル」の前に至る。時刻はもう15時。向こう側は福島県だ。その福島県側に出ると、景観の諸相が一変する。舗装路とはいえ、千尋の谷にようやく貼りついているような道である。見渡す限りどこにも人家の類はないし、転落防止のガードも、昔風の低く頼りないものだ。心して下り始める。